今回から、様々な業種でFacebook広告を掲載するときにどんな風にターゲティング設定をするとどれだけの広告配信数となるのか、といったことを実践形式でシミュレーションしていきたいと思います。

 

記念すべき第1回目のお題は「代官山にあるヨガスタジオが体験レッスン参加者募集のためにFacebook広告を行う」です。
ターゲティング設定の違いによって広告配信数(リーチ)がどの程度変わるのか、一緒に見ていきましょう。

 

<前提条件>
広告の目的:ヨガスタジオの生徒数増加想定
ターゲット:渋谷区近郊で生活or働く20~40代の女性
広告予算 :10万円
成果地点 :イベント管理サービスからの参加申し込み

ターゲティングで潜在リーチを絞り込む

以前に【保存版】Facebook広告で指定できるユーザー属性一覧表(2015.9時点)の記事でも取り上げましたが、Facebook広告は多様できめ細かなターゲティング設定ができることが魅力のひとつです。今回も前提条件をもとにターゲティングを考え、より高関与なユーザーに対して広告を表示させるようにしてみたいと思います。

地域

ヨガスタジオが代官山(渋谷区と目黒区の境界あたり)にあるという前提条件なので、ひとまず東京23区の南側のエリアをターゲティングします。

 

 

まずは潜在リーチが360万人に絞られました。ただ、これではターゲット以外の多くのユーザーにも広告が表示されてしまうので、引き続き絞り込みを続けます。

年齢・性別・言語

ターゲットの年齢・性別は「20~40代の女性」とのことなので、19歳~49歳までの女性に設定しました。また今回は特に言語の指定はありませんでしたが、通常は日本語で広告を掲載するかと思いますので、言語の設定も「日本語」としました。

 

 

結果として、潜在リーチは150万人まで絞り込まれましたが、これでもまだ不必要に広告が表示される状態ですので、もっともっと絞り込みたいと思います。

趣味・関心

ここからがFacebook広告の真骨頂です。ユーザーの趣味や興味関心データをもとに、鋭くターゲティングしていきます。
ヨガスタジオの生徒募集ですので、「ヨガ」に関心を抱く人はもちろん、ヨガと親和性のある「ピラティス」や「ラフターヨガ」など細かく細分化されたジャンルなども選択しました。さらに「エクササイズ」「瞑想」など取り組む目的が一致していそうな興味関心事までターゲティングを広げてみました。

 

ここまでするとターゲットは10万人にまで絞れました。次は予算と課金方法でリーチ数を確認していきたいと思います。

予算設定をして推定リーチ数を確認する

前提条件によると広告予算は10万円とのことでしたので、その予算でどれだけのリーチが見込めるのか確認していきましょう。
なお、推定リーチ数はFacebookの数値のみならず、Instagramに広告を出した場合の数値も同時に確認することができます。

 

 

赤枠で囲った「推定リーチ」を確認すると、今の条件だとFacebookで1日当たり2000~5200人に、Instagramでは1日当たり1200~3300人に広告が配信されるとのことです。

 

ただ、課金の形態によって広告の配信数とかかる費用が変動しますので、ここからはその違いについて見ていきましょう。
なお、入札金額の調整すると広告配信数が大きく変動しますが、今回は自動で最適化された入札額における配信数のみ取り上げます。

広告配信の最適化対象:コンバージョン

Webサイト上で目的の行動を実行する可能性が高い人に広告を配信します。

なお、ここでの入札額は「広告配信1000回」を行うのにかかる費用を指します。

 

 

この場合、初期値から変動せず、Facebookで1日当たり2000~5200人に、Instagramでは1日当たり1200~3300人に広告が配信されるとのことです。

広告配信の最適化対象:インプレッション

ターゲットした人にできるだけ多くの広告を配信します。

なお、ここでの入札額は「広告配信1000回」を行うのにかかる費用を指します。

 

 

この場合、初期値から変動して、Facebookで1日当たり1600~4200人に、Instagramでは1日当たり3300~8800人に広告が配信されるとのことです。

Facebookでは配信数が減少し、一方でInstagramでは増加するというのが、特に女性人気の高いInstagramの媒体属性をよく表していますね。

広告配信の最適化対象:Webサイトへの誘導

広告をクリックをする可能性が高い人に広告を配信します。

なお、ここでの入札額は「ユーザーによるクリック1回」にかかる費用を指します。

 

 

この場合、初期値から変動せず、Facebookで1日当たり2000~5200人に、Instagramでは1日当たり1200~3300人に広告が配信されるとのことです。

広告配信の最適化対象:デイリーユニークリーチ

ターゲットとなるユーザーに1日1回広告を配信します。

なお、ここでの入札額は「広告配信1000回」を行うのにかかる費用を指します。

 

 

この場合、初期値から変動して、Facebookで1日当たり1600~4200人に、Instagramでは1日当たり3300~8800人に広告が配信されるとのことです。

まとめ

代官山のヨガ教室が体験レッスン参加者募集のために10万円の予算で1か月間広告を出そうとすると、Facebookなら最大16,1200回(5,200回×31日)、Instagramなら最大272,800回(8,800回×31日)の広告を配信できることが分かりました。
(両方に配信する場合には、広告配信の最適化種別にあわせて広告配信数が調整されるようです。)

 

配信数の1%が広告をクリックし、クリックしたうちの1%が参加申し込みをすると仮定すると、Facebook単独では16人、Instagram単独では27人からの申し込みを獲得することができることになります。

 

実際の広告効果については、バナー画像のクリエイティブ性にも大きく依存しますし、まだまだターゲティングの工夫のしようがあるかとは思いますが、今回のシミュレーションを1つの参考として広告活用をご検討いただければと思います。

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