昨年末から、Google アナリティクス界隈を騒がせているリファラースパム。
Google アナリティクスのデータ取得の仕組みの隙をつき、偽の参照元をレポートに計測させる迷惑行為です。

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  • forum.topicXXXXXXXX.darodar.com (XXXXXXXXはトラッキングIDの一部)
  • o-o-6-o-o.com

上記はそんなリファラースパムの一部です。
今のところ実害は報告されていませんが、アクセスが少ないWebサイトだと上位に表示されることもあるので、厄介な存在です。

そんなGoogle アナリティクスをターゲットとしたスパムの魔の手が、ついにイベントにまで伸びました。

イベントに計測されるスパム

5月になって、「to use this feature visit: EVENT-TRACKING.COM」というイベントの計測が確認されました。

イベントトラッキングを設定した覚えはないんだけど、何だろ…?と思っていたあなた、これは偽のイベントです。

このイベントが発生した訪問は、参照元 / メディアが「www.event-tracking.com / referral」となっており、多くのリファラースパムと同様にホスト名が「(not set)」で計測されています。

スパムが計測されないようにするには

スパムが計測されないようにするには、リファラースパムと同様、今のところビューにフィルタを設定するしか対処法がありません。

フィルタの設定方法は、大きく2パターンあります。
ひとつは参照元やホスト名でスパムを除外する方法で、もうひとつは計測対象のホスト名のみに絞り込む方法です。

どちらでも対策としては問題ないのですが、前者は新しい参照元やホスト名のスパムが発生する度に、追加しなければならないので後者のほうが効率的です。

計測対象ドメインが1つの場合

  1. アナリティクス設定 > (ビュー配下にある)フィルタをクリック
  2. [新しいフィルタ]をクリック
  3. フィルタ名にわかりやすい名前を入力(例:ホスト名指定)
  4. 「フィルタの種類を選択」から「右のみを含む」を選択
  5. 「参照元かリンク先を選択します」から「ホスト名へのトラフィック」を選択
  6. 「式を選択します」から「次を含む」を選択
  7. ホスト名に計測対象のホスト名を入力して[保存]をクリック

計測対象ドメインが複数の場合

  1. アナリティクス設定 > (ビュー配下にある)フィルタをクリック
  2. [新しいフィルタ]をクリック
  3. フィルタ名にわかりやすい名前を入力(例:ホスト名指定)
  4. フィルタの種類を「カスタム」に切り替え
  5. 「一致」を選択
  6. フィルタフィールドで「ホスト名」を選択
  7. フィルタパターンに対象のドメインを「|(パイプ)」で区切って正規表現※で入力
  8. [保存]をクリック

※ホスト名の「.」の前に「\(バックスラッシュ)」を含めて入力します。
正規表現については、下記を参照ください。

フィルタを設定しても、すでに計測された過去分には反映されません。

また、フィルタを設定する際は、フィルタを設定しないビューを別途作成して残しておくことをおすすめします。
(一度フィルタをかけたデータは元には戻せないため)